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2015年1月12日 (月)

人気!? フリーゲーム 『青鬼ver6.23』感想

個人的に大好きなGACKTがYoutubeのネスレ日本公式ページにてフリーゲーム『青鬼』のプレイ動画をきっかけに私がプレイをした感想を書こうと思う。
フリーゲームは大学時代にはフリーソフトの収録されたCD-ROM付属のPC雑誌も結構の頻度で買っていた。パソコンを使い始めのころはフリーソフトの世界に無限のおもしろさが満ち溢れていた気がする。
今は全く興味がなくなってしまったが今回フリーソフトの中で『青鬼』のように見いだされる作品があるのを知り、フリーソフトも捨てた物ではないという気持ちを新たに持つ事が出来た。


何はともあれ実際プレイしてみたのだが、まぁ個人的には少々厳しい見方となった。

全体的に不親切

プレイしてみてわかるのだが全体として悪い意味でプレイヤーを突き放した作りになっている。
プレイのほとんどが真っ暗かそれに近い建物内を探索するのだが通路がまったく見えないので部屋の把握までに苦労する。訳も分からず彷徨っていると青鬼にバンバンやられてしまう。
※上記一部修正:先に感じた画面が暗すぎる点の指摘についてはガメセンテル内では割と通路の様子が見やすかったので削除修正。当方のWindows8環境では起動すらせず不十分な仮想マシンでプレイしたことも影響したようだ。

謎解き部分も通常のRPGなどのゲームの常識外で考える必要がある。というのもRPGとかであれば直接タンスや物置、重要箇所を調べることで重要なアイテム入手やイベントが起こるものだ。
たとえば地下牢の中の落書きの中に番号が紛れ込んでおり牢屋鉄格子の外から見る事で番号が分かる。ヒントも一応あるしおもしろかったが格子の外に立たないとイベントが起こらないのですこしわかりづらかった。作者の狙い通り「縦のラインを消せば良いのでは?」という推測は立てられたがそれでも解読イベント(格子外から見る)を見ないと分からないので動作に作業的な飛躍が生じる。可能なら壁を調べた場面で謎解きを完結させる工夫とか主人公が推論メッセージを流すなりイベント発生地点をわかりやすくする工夫がほしかった。

また驚いたのが椅子や銅像を隣の部屋まで動かせるという点だ。通常のRPGを基本とするとたとえば所定の位置に銅像をうまく数か所置くと扉が開く仕組みが存在する。置き方を間違えた場合はそのエリアに入りなおすことで既定の位置に銅像が元に戻っているという具合。そしてその仕組みはそのエリア内でしか有効にならない事がほとんどだ。
しかし、このゲームはその銅像やイスを隣のエリアに持ち出してそれを壊したり踏み台にする事が可能なのだ。別に可能なら作者が自由に決めてもよいし絶対的なルールではないがどうも調子が狂わされる。

最初に遭遇する作者の不親切はプレイヤー達が最初にスタートした地点の右上に通路があるかどうかは所見では分からず2階のの見取り図によって初めて隣室の存在がわかる。これを意図しているかまでは知らないが作者は意図的に画面の四方を黒枠で覆うことで壁か通路か見難くなっていることがある。
青鬼と狭い部屋を逃げ回る事を考慮してあえて画面を小さくしたのだろう。
青鬼を出してプレイヤーをいちいち脅かす目的のためならゲームとしてのプレイ環境を損なっても良いように感じられやや傲慢な作りに見えないこともない。随所に散見される不親切な作りはゲームに対してのセオリーが欠けているとも考えられる。そこはフリーソフトだから厳しく見過ぎても良くないが私には少なくとも『優れたゲーム』とは思えなかった。

作為的に不親切に作ることでスリルの助けになると考えがあるとしたら私は違うと思う。
ホラーゲームの手さぐり感のスリルはそういう物ではない。いつ怪物が出るかもしれない状況で何をやってどこにいるかプレイヤーが把握して最大限の知恵と神経を研ぎ澄ます環境を十分に与えた上でそれでも一生懸命逃げても追いつめられる事で緊張感が作られるのではないか。
このゲームの青鬼も出たら焦ることは焦るが暗い為に変に通路かと思った壁に引っかかって死んでしまうとか、階段に居るのに廊下部分で隣接しただけで死んでしまうとか理不尽な環境は必要がない。

見せ方はそこそこ

青鬼も初見は結構怖いし、鉄格子をつかむ演出とか多少は凝っている。殺された仲間のカツラをかぶって現れるなど笑い所も用意されている。最後あたりにはいろいろな青鬼を見ることができる。謎解きも不親切だが工夫が見られた。出現のさせ方も異なっているのは楽しい。やられたと思った仲間がステータス画面で変化するなど見せ方は変化があってよかった。2体同時に追いかけられる場面でも自動的に部屋に逃げ込めるよう調整された場面も好印象。キャラ名を変えることでちょっとしたおまけ要素がいくつかあって世界で大人気のサウスパーク風のおまけゲームは短いながら再現が普通に良かった。
上記のような意外性や見せ方は評価できる。

もったいないのが青鬼でビックリさせるという意図は早いうちに達成されてしまっているという事だ。初見は気味の悪い顔だが見慣れると怖くはない。もっと怖いシーンとか入れたりすると怖さも違ってくるだろう。仲間たちの存在も青鬼にどうやって殺されるか演出する程度の役割だったのでこれももう少し内容を盛り込んでも良かったと思う。

まとめ

見せ方とかは悪くなかったがゲームとしては雑と見える部分も多かったので5点満点で点数をつけるとしたら個人的に3点ぐらいだ。
青鬼のキモさに慣れない方は不親切さも手伝って結構楽しむことができるのではないだろうか。

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2009年6月19日 (金)

児ポ法、ゲーム規制、守るべき物は何か?否定的語感による誤解

ネット上でこれは痛いと思わせるニュースなどを取り扱っている『痛いニュース』にてこのような記事を取り上げている。
学園モノ・妊娠・人外も?陵辱系だけにとどまらない「エロゲ規制」

18禁ゲーム、エロゲーなどと呼ばれている性的描写のあるゲームなどの事で、あらゆるジャンルの物が発売されている。このアダルトゲームの審査機関のソフ倫という団体が上記のジャンルを規制の対象にしようとしている。
関連する話題としての詳細では下記のリンク先のほうが詳しい。
特集 それって本当に、子供を守るための規制ですか?

しかし、この種の作品の規制の筆頭としてよく名前の挙がる野田聖子議員の勉強会に行った人の話では以下のような内容になっている。児童ポルノ法案による作品の規制があったり、今回の件と同様に考えるものだろう。
何がおかしいのか少し考えてみたい。

凌辱ゲー全規制対策 政治系対策本部7

249 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/06/14(日) 18:56:22 ID:BsMKOzOJ0
詳しくは書けないけど。いわゆる規制派の集まりに顔出してみた
次はとくに制服や学校や野外での性行、
その次は結婚してないカップルの妊娠や不倫ものをターゲットにしていくらしい
最終目的はエロゲを根絶して、それを実績にして
エロゲの次は漫画を規制していくらしい。聞いてて吐きけがした。
本当は凌辱ものの規制で簡単に膝を屈してはいけなかったんだけどな
何で日本や漁業団体がが何十年も捕鯨反対にこだわるか考えろよ
捕鯨禁止が完全に達成されたら次はマグロやその他の魚が
またやり玉に挙がるに決まっているからだろ。

エロゲ業界人の愚痴 その94

58 :名無したちの午後:2009/06/13(土) 21:56:01 ID:8Gh0kDS20
既に野田の勉強会は、陵辱系ゲームに留まらず、18禁ゲーム、暴力、殺人描写のあるゲームやアニメ
の規制案も作って居る。済まんが特定される危険が有るためソースは出せん。ただ、コレは事実
純愛厨にも危機感持って貰えるよう、一つだけ規制案を挙げると
所謂、中学、高校を意識させる様な「学園」「制服」系統も規制視野に入ってる。
規制内容としては、学園内でのセックス描写、制服含んだセックス描写なんかが全規制対象になった。
無論、パンチラ、乳首の描写も規制対象。
無論これは「今のところ」18禁ゲームのみの対象だが、ゆくゆくは、少年誌や少女誌のそれらも規制対象になる予定。
今のところ助かっているのは、自民と民主での児ポ法内容が対立しているのが唯一の救い。
これが議員立法とかで通れば、後は総崩れで2次元物に全規制がかかる。

児童ポルノ法案、語感に潜む落とし穴。その実態は

性的なものが苦手な人にとって性的嗜好が理解しがたい面があるのは間違いが無い。私自身もアニメや漫画、ゲームが好きだし、(玉石混交なので一括りにするべきものではないが)性的描写を含むものも好きな物がいくつかある。それでも未だに理解したくない嗜好もいくつか存在する。

理解がない方々がそれを見ればどうしても軽蔑したり偏見を持たれるのは仕方が無いところがある。しかし、そんな個人の主観的イメージがあったとしても絶対的に悪いと言うことにはならない。個人の価値観に合わないだけで排除する理由にはならないし、人に迷惑をかけていなければ問題にもならない。
排除や規制しようとする一般の人には嫌悪感で動いているのがほとんどといって良い。そうでなければ特定の団体との利益関係などで動いている可能性が高い。 その理由は簡単で反対する主張に正当性がどこにもないからだ。

通常なら“子供の売買春=犯罪・社会に対して悪”でなければおかしい。しかし、規制派はこれが“性的嗜好→(或いは=)犯罪・社会に対する悪”となっている。要するにすぐさま犯罪者か犯罪者予備軍的扱いという論理の飛躍が起こっている。
ユニセフが主張しているのは実在の子どもの人権であって、規制により創作された作品のキャラクターの人権や待遇改善をして一体なんになるのだろうか?ユニセフが出る幕は本来無いはずなのだが、“子どもポルノ”“児童ポルノ”など類似の単語の乱用がいかにも関連性があり、犯罪を助長しているかのような誤解を招いて理解を難しくしている。

「何故排除しようとするのか?」という本質的な疑問に対して明確な回答をする人は議論の場ではいない。多いのは個人の嫌悪感に起因する偏見(キモオタ・病気など)の感情論を言う人が多かったのも中身が無い事を裏付けていると言える。万人に対して具体的な効果すら想像できない規制などどれほどの効果があるものか。逆に経済的、娯楽的、製作者的、もっと言えば治安的にも有益な事の方が遥かに多い。

このような規制推進する人々は意図的に性的嗜好やセックス産業、引いては広く創作活動に対して一般的な偏見と言葉遊びを利用して規制を推進しようとしているのだ。

性的嗜好の差別的否定

“実際の成人の男女が結婚、子供を作り幸せな家庭を作る。”それが正常で健全な関係だと言われればそれは間違っていはいないだろう。しかし、生涯で誰しもパートナーを見つけられる保障はどこにも無く、同性が好きな人もいるし、結婚を望まない人もいる、幼女や少年しか愛せない人もいる。実在の人間を愛する事すらかなわない人もいるのだ。
それでも抑えられない性的欲求が誰にでも存在して、現実に満たされないから代用品を用いては、妄想を膨らませて欲望を満たす。名も無い人々のささやかな楽しみになっている。
これは極めて自制的な理由であり、犯罪に結びつくというのは数字から見ても早計である。

いかがわしい団体日本ユニセフ協会

日本ユニセフ協会は「なくそう! 子どもポルノ」運動を展開しているが、“児童ポルノ”と“子どもポルノ”の定義が違う上に、直接は売春が行われる“子どもポルノ”は数字としては実数は圧倒的に低いにもかかわらず、実態のある売買春と性的描写の有る作品を結びつけて、関連する作品を規制しようとしているのだ。

またこの日本ユニセフ協会と言うのは本体であるユニセフ(国際連合児童基金)から直接信託されている団体ではない事、25億のビルを新設したり、活動経費として25%留保できることからユニセフの名を借りた営利団体としての側面が強い。

政治家がユニセフと共謀して、無関係な善意の人を巻き込んで利用しているとするなら信頼を裏切る背信行為だ。ユニセフの主張により児童ポルノ規制に対する一般の理解が曖昧になってしまっている点は見逃す事が出来ない。

野田議員については「振られた男性議員の腹いせにやっているのではないか?」とか掲示板にて言われていたが、真偽はともかくマンナンライフのこんにゃくゼリーの対応にしても政治家としての判断が一般人以上に信頼できない事は既に露呈している。
普段の審議であれほど話が進まないのに、内容に問題があったり、批判の多い法案に関しては異常な行動力と執着心を見せる政治家とは何なのだろうか?

このような規制には一般作品の規制も視野に入っているので性的描写などの有無などは無関係に創作された作品を楽しむ事が好きな方は署名TVなどで署名されるか、規制を推進している議員を投票によって落選させるのが賢明だろう。

青少年保護の観点からしても異常

とかく子供には有害情報に触れさせない方が良いという考え方がある。しかし、性的表現のある作品を除いても有害な情報は至る所にある。テレビなどは子供に限らずその最たる物の一つだ。書店に行けば無数の雑誌が置かれている。インターネットで色々な情報を引き出す事が出来る。氾濫する情報を隠し通すことなど不可能だ。規制して取り締まる事自体がナンセンスな話だ。
年を取れば子供だって大人になる。大人になれば子供に見せられない事をするのは当然だ。それなら将来触れる事になる沢山の有害情報とやらに慣れさせるた方が遥かに有意義で簡単な事だ。

どうして自分という人間が存在しているのか考えてみれば、性的行為によって人間が生まれたと言う事が分かるだろう。そうなると子供がいる家庭で子作りをする場合は、子供の目を考えて一切性交を断つか、子供がまったく目の触れない場所で性交をしないといけない。有害と言うのならば全方位的に気を配る必要があるはずなのに、性的な創作作品ばかり狙い打ちにするのは変な話だ。

変態的な作品や嗜好であってもそれらは住み分けを考えて販売されている物で、現実の売買春とは違い仮想的な妄想を追体験しているだけに過ぎない。アダルトビデオなども仮想的追体験と呼べるので行為としては全く変わらない。

性的嗜好・変態性は悪い事ではない

性的な話は口に出して言い出しにくい恥ずかしい事だと言うのは理解できる。悪く言う人もいるだろう。しかし、罪を犯したとかと言う話ではないのだから萎縮してしまう理由などまったく無い。いくら批難されたところで中身の無い感情論以上の事は言われる事は無いのだ。自分が必要と思うからやってるわけだから無視して構わない。 人それぞれ色々な違いがあって当然だ。 変態的行為と思われてもやってることは単なる自慰行為に過ぎない。

極端な仮定の話

健全な話しか出来ないとなると創作の分野は終わってしまいます。あらゆる不健全が排除され規制されると仮定して考えて見ます。例えば勇者達が悪の魔王を倒す話があるとしましょう。 (少し不真面目ですが)

・暴力的な行為が出来ないので、剣で斬ったり、流血表現はありません。

・性的なシーンが駄目なので女性は出てきません。女性を出さない変わりにキャラクターはみんな男になります。肌の露出は性的欲求を感じさせるので全員に肌を見せない衣装を着させます。もちろんサービスカットなんてありません。

・美しいキャラクターは性的興奮が刺激されるので顔はみんな不細工になります。登場モデルは全国の日本国民からアンケートを取り最も性的欲求を満たさない不細工な顔のモデルケースを設定します。

・敵との対決シーンは長期化すると読者に苦痛な描写が増えるので簡潔かつ1ページで終わらせる事、なので新しい敵キャラでも簡単に決着がつきます。

・健全な書籍には必ず教育的側面を盛り込む事が義務付けられます。ですので親孝行で母親に対して「平和を守る為に戦争もしないよ、自衛隊も核も持たないよ♪」言うてる息子(子供はNG、顔は不細工)を出します。教育的側面を作品に絡める必要もあるのでとりあえず親孝行な息子を勇者にします。

・暴力的シーンが描けないので戦闘は頭脳戦か説得して和解する事になります。なので勇者は魔王にチェスの勝負(スポーツ等も可)を申し込みます。

・魔王は簡単に説得に応じませんので説得を済ませてから出ないと勝負が出来ません。頭脳戦が可能ですが魔王も人格を持っています。不健全に欺くことなく魔王の心が傷付かないように穏便に説得します。

・チェスに勝った勇者は倒した魔王が改心したのだと信じてもう戦争をしないよう約束をしましたが、数日するとまた人々を襲い始めました。穏便な戦いと説得を武器にまた勇者は旅立ちます。裏切られても相手の善意を信じて信じて信じまくります。相手の善意を信じられないのは不健全です。人と人が信じあえる関係は素晴らしいのです。

相当極端ですがこんな話は成り立つはずがありません。極端に規制されれば通る話も通らなくなる事もあるでしょう。 人物背景や設定などは物語を機能させるために必要な事もあるかもしれません。華が無いと面白みに欠ける場合があるでしょう。
例に出した暴力的表現の規制もどこかで聞くような話だと思いますが、極端になるとスポーツや格闘技を取り扱った作品はまったく取り扱う事すら出来なくなります。リアルな劇画作品なども出す事は出来なくなります。

対岸の火事ではない?創作分野の危機

一般の作品でも色気の有る作品はあります。曖昧さを利用して拡大解釈を進めては規制を強める可能性が強いのでこのまま行くと日本の創作分野は壊滅的な打撃を受けることになるでしょう。
どんな作品でも創作する事は相当な時間と労力を必要とするものです。それが明確な理由なく安易な規制で創作の妨害をしていいものではありません。
一連の規制運動は一部の人々の問題ではなくアニメや漫画など広く創作分野に対しての規制を進めていると考えるべき事柄なのです。 創作作品にまで規制が及ぶのはあまりにも短慮で行き過ぎた行為です。

その他参考
反ヲタク国会議員リスト
署名TV:同人ショップやゲーム販売店に過剰な自主規制をせず多様な作品の販売を求める請願
署名TV:架空創作表現規制禁止の法制化を求める署名
保坂展人と語る、マンガ規制・ネット規制の今(1)

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2009年3月10日 (火)

3DO R・E・A・L 隠れた名作『スター・コントロールⅡ』 レビュー

参考リンク:3DO(Wikipedia)

私が最初に3DOリアルをプレイしたのはウィキペディアを参考にすると親に3DO REAL IIと言う本体を買ってもらった時です。時期的にはプレイステーションやセガサターンなどの魅力的なハードも出揃っている時期だったと記憶しています。

当時の私の子供時代の頃はお金も情報もない時代で少ない小遣いでファミコンの100円ワゴンセールで沢山買い集めたりが日常的で1000円~2000円の中古ゲームに捻出するのが精々でした。そのため新型のゲーム機など買う事はまったく眼中になく。専ら少ない出費でどれだけ面白いゲームをプレイするかが最重要事項でした。

ある時ゲームにむやみに厳格な父が店舗にて3DOを買うそぶりを見せたことがありました。その機を見て逃さず3DOの購入を後押ししました。今思い返せば『なぜ3DO?』と思う方も多いと思います。
確かに同時期にはプレイステーションやセガサターンなど魅力的な機種なども出ていたようです。
しかし私にとっては面白いかどうかより最新のゲーム機であり、それをむやみに厳格な父が買うかもしれないだけで小躍りしたくなる気分だったのです。
父は学業を頑張ればゲームを返し、悪ければ些細な失点でも取り上げるという行為を繰り返しており、ゲームができる時期があってもプレイ時間というものは厳しく親に制限されていました。
そんなゲーム日照りだった私にとって『ゲームをやりたい』という情熱は蓄積され続け、友人関係すら友人宅でゲームをやらせてもらえるという理由で卑屈なまでに媚びてはプレイさせてもらっていたという悲しい事情があります。(;;)

当時の売価で本体だけで27000円ないし30000円の価格だったと記憶しています。最初に購入してもらったソフトは京都鞍馬山荘殺人事件のみだった。
漠然と時代的な事を考えればWindows95の発売の前年でマルチメディア分野がまだ未開拓な時代であり、ゲーム機とは言えこの手の高度なCGや映像表現を使った『マルチメディア』や『インタラクティブ』とかうたった物が売れる下地は整っていたといえる。たとえばこういうCG(Youtube:平沢進「世界タービン」)などはWindows95がでた時にによく見たような表現だが抽象的でシュールで未来的な感動を覚えたものだ。多分そんな感動に似ているのではないだろうか?

その後も3DOのゲームを買い集めるのだが中古屋で安売りされていた事もあり財布には優しく有り難かった。 まぁ投げ売りワゴンの常連だったから。^^;
これまで購入した作品ではスターコントロールⅡ・テーマパーク・三国志Ⅳ・Dの食卓などプレイしたが、安くとも上質の作品をプレイしている満足感は十分得られた。3DOはゲームというには不十分な出来だったが私にとっては当時の表現力の高さという点では他機種に引けを取らなかったと思っている。

特にその斬新さで特筆したいのは海外でも今なお評価の高いスターコントロールⅡだ。

スターコントロールⅡ(Wikipedia)
MS-DOS用ソフトとして発売されこれまでに3作品が発売されている。その中でもⅡが最も高い評価を受けているとの事だ。海外のThe Ur-Quan Mastersのページでは無料で英語版の作品をダウンロードできる。英語に自身のある方はすぐにプレイできる。

今作では自由星同盟とア・クアンヒエラルキーらの戦争で敗れ、過去の遺物を探索していた地球人船長が優れた戦闘艦を取得、再び同盟を結びア・クアンを打倒するといった話。
この作品は実際プレイして分かるのですが相当時間が掛かる。一回でクリアできる人はいないだろう。プレイを断念してしまう事も多いだろう。
というのも広大な宇宙空間の探索と多くの種族との関係が複雑に絡み合っており難易度が結構高いのだ。
作業の殆どは数多くの星を旅しながら鉱物資源や生物サンプルを取得売却する事で母艦を増強していく。その他にも座標のマッピングなどは必須で、各種族に対しても各々の種族の置かれている背景を把握しながら対話していく必要がある。
資金や装備が整ってくるとあまり鉱物を採集しなくてもよくなるが綱渡りのプレイがしばらく続く。異星人が教えてくれる情報を漏らさず利用して、これら種族らの問題を解決して味方にしたりけしかけて勢力を消耗させていくのが攻略の鍵となる。
またリアルタイムで時間も進行しており、時間がかかると滅びてしまう種族も存在する。

参考として以下のマップをご覧下さい。このようにかなり宇宙が広大でこの画像の色が付いた点の一つ一つの中にいくつも星々を抱えており、固有の星系名をそれぞれ持っている。マップ上の文字と丸は各種族の支配領域。

ただ進めていけば攻略できると言う物ではなく、正確な情報なくして攻略は出来ない。敵対行為をとる種族も多いので母艦が遅いうちは注意が必要だ。 敵対する勢力の領域に入ると接近して攻撃を仕掛けられる。厄介な兵器を持っている種族もいるので戦闘に自信が無ければオートで戦闘をすることも可能。
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出現する種族は20~30種程度は存在し物語の進め方次第で味方になる種族などもいる。いずれも個性豊かな種族で作品の奥行きを深めている。
日本の3DO版では声優さんが日本語を入れてくれているので豪華な仕様になっている。今でこそ当たり前になったが3DOの発売時期が93年~94年なので日本のフルボイス作品の先駆けと言ってよいかもしれない。

プレイして録画した動画をYoutubeにアップロードしました。 登場する異星人の順番はゾック・フォット・ピック、アトウィグ、VUX、オルズ、スパティ、メルノーム、デンヤリー、アクアンザーザ、シランドロ。


一部種族の紹介

ゾック・フォット・ピック:ア・クアン達の勢力争いに巻き込まれてしまった為に助けを求めに来た異星人。
アトウィグ:ある装置を壊してしまってから、塞ぎ込んでしまった種族。その装置を壊さない方法は623通りもあったらしい。
VUX:過去にある地球人艦長の侮辱的行為によりそれ以来地球人を敵対視している。
オルズ:地球の言語と異なるため翻訳が会話は常に不完全となる。異星人アンドロシンスの事に触れると怒りを露わにする。 ちなみに表記上は『orz』になる。
スパティ:臆病な種族、スパティを捕食する生命体により母星に帰れなくなっている。
メルノーム:生体サンプルと交換に燃料や情報を取引する事が出来る。
デンヤリー:精神をコントロールする事でア・クアンを支配していた種族だったが、反乱によりア・クアンによって使役される種族。
アクアンザーザ:宇宙を征服しようとしており、ア・クアンコーアーと交戦中。コーアーと比べると異星人に対しては穏健。
シランドロ:肉体を持たない気体のような異星人。他の異星人との交流を図るため宇宙探査船をメルノームから購入したもののあるミスを犯してしまう。

いまでは実機でプレイするのは難しいが機会があれば是非プレイしてみてほしい。
クリアは難しいが宇宙舞台にしたゲーム作品は数あれどこれほど途方のない宇宙への空想が広がっていく感覚を得られる作品は存在しないだろう。

※一部加筆修正済み

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2009年1月14日 (水)

変な意味で面白いゲーム 「ドラゴンボールZサイヤ人絶滅計画 宇宙編」

「ドラゴンボールZサイヤ人絶滅計画 宇宙編」はプレイディア用ソフトで、全編アニメで進んでいくゲームです。一般的にはLDゲームと呼ばれるアニメーションにあわせて操作するジャンルです。低年齢向けなのでゲーム性は高くはありません。

界王様から地球の中心から急速にデストロンガスが発生した事を聞かされた孫悟空は仲間とともに地球を救うため暗黒惑星に向かいます。

    

    

この作品ではベジータが大活躍します。ただしヤムチャのような意味でですが・・・。悟空以外は台詞がほとんど無いのは同じなのですが、敵が出てきた時などの比較では以下の差が有ります。

Photo_6

    

    

悟空の照準が焦点を合わせていき確実に命中するのに対して、ベジータの照準は画面全体を素早く動き回っています。おかげでベジータ様は哀れ醜態をさらしております。

Snapshot20090114191209_4

  

   

いつの間にか最終ボスに到着、ボスを倒します。ここでベジータはこんなポーズをとっています。まったく微動だにしません。気障なベジータらしい・・・のでしょうか。一体何をやってるんでしょうか。

Photo_7

    

    

ボスを倒したかと思われたものの真ボス登場、悟空は元気玉を作り始める。そこでベジータがまたやってくれました。自ら攻撃を受け止め悟空を庇うツンデレ振りをアピール。あれ?でも何かおかしかったような気が・・・。ベジータの様子もちょっとおかしい。

Photo_8

以上の内容で30分前後なので話のつじつまが合わないようなところや突っ込み所はありますが、知名度の高い作品で予備知識があるだけにより面白く感じられると思います。

     

     

     

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2009年1月12日 (月)

リアルなドラクエ あなたはどこまで進めるか?

ドラゴンクエストのモンスターって色々な種類がいますよね。子供の頃はドラクエ3のグラフィックや雰囲気が怖いと思う事があり実際に冒険しているような緊張感を持っている時期がありました。キャタピラーやこうもり男、アニマルゾンビ、腐った死体、さそりばちなどは怖かったです。そんな時期は既に過ぎてしまいましたが・・・。

でももし仮にファミコンのこのようなモンスターが現実に出てきたらかなり怖いのではないでしょうか?

この動画では実際にドラゴンクエストのモンスターのリアルな実物だったらどこまで先に進めるかという試みを行っており、擬似的なプレイ感覚を楽しむことができます。私はお化けきのこあたりで限界を感じてきました。さまようヨロイは剣術が上手くないと厳しいでしょうね。

後半は良い画像がないのか再現度が低いものもありますが、なかなか良いシーンもあります。あと笑いの取り方がちょっと直接的過ぎる気がしました。

実写版の格闘ゲームはわりとあると思うのですが、RPGはほとんどが想像上のモンスターですから実写的な表現は難しいのかもしれません。ただ魅力的なモンスターが出てくる作品は実写化にすると面白いだろうとは思いました。将来的にWiiみたいな体感ゲームでドラクエが出てくることを期待したいですね。




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