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2013年12月

2013年12月 8日 (日)

『震え声』、『ファッ!?』などの意外なゲイカルチャー由来の用語


最近目障りなくらい掲示板などのコメント欄に『震え声』、『ファッ!?』などの決まった単語を使っている輩が増えている。

最初こそなかなか気の利いた言い回しと感心していたが、その使い易さから冗談を考える想像力のないネット上の流行に便乗したい連中に安易に使いまわされすぎてしまった。
私が何より不愉快なのはこの手の連中はネット上で話し合われている話題の内容が真面目、馬鹿話問わず何もかも冗談話に落としこむ軽薄さがにじみ出ている。
多分語尾に『www』(語尾の笑のようなもの)などの文字を使っているだろうことが想像できてしまう。

手垢にまみれ、想像力の欠けた定型句たちには同じネット上の連帯感(もとい慣れ合い)を増幅するばかりでさすがに辟易している。

私自身の当初の認識は
『震え声』→虚勢を張りつつも内心動揺している様子を表す単語、
『ファッ!?』→外国人が理解できない状況で「What!?」と言っている様子
を冗談めかしく一般化したものだと考え、使いやすく小洒落た単語と感心していた。

しかし、安易な便乗をきっかけに由来を調べてみるとこれがゲイ向けのアダルトビデオから端を発したものだと判明し、肯定的な感覚は失われてしまった。ゲイを否定するつもりはないが何やら具合が悪い。

その映像作品はCOATという会社から出ている『真夏の夜の淫夢』と『誘惑のラビリンス』という作品から来ているようだ。また『はっきりわかんだね』という単語も上記の作品が元になっていると判明した。
そういえば『アッー!』というのもゲイだし、『やらないか』もゲイ漫画が元になっている。

いやはやネット文化でこれほどまでゲイカルチャーが花開くとはなんとも…^^;(ゲイ的に花開くという意味ではない)

ニコ動の功罪

この手の奇妙なゲイカルチャーを持ち上げる流れにはニコニコ動画のビリー・ヘリントンなどでも既視感を覚える。上記の作品も映像作品である以上は動画サイトなくしてあり得ないのだが、この手のある種の異常とも言える流行を作ってきたのはニコニコ動画をおいて他にない。

ニコニコ動画にゲイが多いという話は聞いたことがないがネット上の一定の層に衝撃を与えたのは相違ない。
とはいえはっきり言えば笑いの質は非常に低いものだ。独特の言い回しは独特ではあるがゲイでなければ笑える部分はまるでない。おそらくは箸が転んでもおかしい年頃の子供達もたくさんいるからだろう。

ニコ動の流行というのはそういった幼稚さやどこか狂気じみていたりするのだが、突破力・発信力にはすさまじい物がある。良く言えば「愛すべき幼稚さ」と言えないこともない。

まとめとしては流行の単語を使うのは気軽で連帯感の中に溶け込める面白さもある。
しかし、便乗するだけでなく自分自身で考え高いレベルの流行と笑いを切り開いていくのもまた違った楽しみではないかと思う。

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